Petition

活動支援のお願い

NY同時多発テロ被害者支援HPの立ち上げに関する支援のお願い
平成13年10月24日

関係各位

1. 趣旨
 9月11日に起きたNYの同時多発テロ事件は、事業場内で起こったかつてない事件であり、多くの方々に大きなトラウマを及ぼす重大なストレスが予想されています。実際、現地で対応にあたっている精神科医・臨床心理士(現地スタッフ)からは、被害に遭われた方から多くの相談が寄せられ、しかも今後長期のケアが必要とされるとの情報が入っています。また、現地駐在員家族の方々に加え、駐在員ご自身も、今まで抑えていた心理的ダメージが顕在化し、相談の対象者となる可能性があります。今後問題を潜在化させないためには、専門家(精神科医・臨床心理士)による継続的ケアが必要です。
 しかし、現地の日本人の専門家は人数も少なく、継続的にニーズにお応えするには限界があります。そこで私どもでは、ニューヨークのスタッフの要請を受け、9月20日に日本サイドで被害者支援HP(臨床心理士有志協力)を緊急に立ち上げ、「こころのケアに関する情報提供(資料室)」に加え、「無料メール相談」を行って参りました。引き続きNYのスタッフと連携をとりながら、在留邦人の方への長期的サポート体制づくりと、日本に帰国した方への心のケアを、並行して継続的に行って参ります。
 こうしたサポート体制維持のため、また今後日本国内で予想される事件、事故、災害など、緊急時ストレスが想定される状況においても、同様の支援活動を迅速に提供するために、以下のようなご支援をお願い致します。本プロジェクトの必要性をご理解いただき、ぜひともご協力いただきたいと存じます。

2.支援の内容とその取り扱いについて
 今後、寄付及び募金などによる基金を設立し、永続的にHPの運営、管理を行います。それ以外にも、心理相談や治療が必要な方への相談料・治療にかかる費用の補助などに使わせていただきます。また、この基金の使途は被害者支援に限り、その使途内容は全て年2回公表致します。なお、支援にご協力いただいた場合には、企業名をHP上に掲載させていただきます(任意)。

3.HPの告知に関して 
 現在、HPのアドレスはNY日本人教育文化交流センターを通じて、日本人学校および、補習校の保護者宛レターにてお知らせしております。また文部科学省と日本臨床心理士会のHPにもリンクしています。 

4.寄付の受付窓口
 金融機関名     三井住友銀行目黒駅前支店
 口座番号      普通 1243767
 口座名       メンタルサポート・イン・クライシス
 代表者       植山 起佐子

5.連絡先
 目黒臨床心理士オフィス(MCPO)  
 TEL/FAX 03(5449)3937
 e-mail MCPO3@aol.com
 〒141−0021 品川区上大崎2−13−29−301

以上


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